この遺跡は､
スコータイ遺跡公園の
城壁の北側(赤枠部)に
あります。

遺跡公園の
San Luang門を出て､
北に進むと左手に
環濠に囲まれた遺跡が
見えて来ます。

この遺跡の環濠を挟んで､
すぐ東側には､
Sukhothai Information Centerが
あります。

そのInformation Center内にあった
スコータイ遺跡公園の模型です。

赤枠部が､
Wat Phra Phai Luangです。
(写真右側が北)

この遺跡は､
３基のクメール様式の祠堂と、
その東にあるViharn(礼拝堂)や
Chedi(仏塔)で構成されています。

現地にあった説明によると､
クメール様式の祠堂は､
スコータイ時代より以前の
構造であるらしい。

と言う事は､
クメール時代の祠堂であろうか？！

そして､
祠堂の東にあるChedi等の遺構は､
ひどい状態で､いつの時代の物か
不明です。

Information Centerを出て､
環濠越しに(東側から)遺跡を見たところ。

環濠を渡り東から遺跡へ向かいます。

進みながら東から遺跡を見たところ。

更に進んで行きます。

正面に崩れかけたChedi(仏塔)が見えます。
手前には､Viharn(礼拝堂)の跡があります。

このChediは､クメール時代ではなく、
後世に造られたものであろう。

更に進むとクメール様式の祠堂が見えて来ます。
当時は３基の祠堂があったはずですが､
今ある祠堂は北側の祠堂です。
手前には､Viharn(礼拝堂)の柱が林立した跡が
見えます。

祠堂は､クメール時代に造られたのかもしれませんが､
Viharn(礼拝堂)は後世の物だと思います。

北西からChedi(仏塔)を振り返ったところ。

南東からViharn越しに祠堂を見たところ。

東正面から祠堂を見たところ。

東正面から北側祠堂を見たところ。

北側祠堂の内部です。
入口は東向きです。

北側祠堂の入口上部です。

北側祠堂の漆喰の装飾です。

北側祠堂を北西から見たところ。

北側祠堂の西側の偽扉の上の破風です。

漆喰で瞑想する仏陀像が描かれています。
今は､顔が無くなっています。

中央祠堂の残骸です。
南東から見たところ。

その向こうは北側祠堂です。

中央祠堂は､ほとんど崩れています。
中央祠堂跡の東入口から内部を見たところ。

更に中に入って見たところ。

南側祠堂です。
屋蓋部は崩れて無くっています。
東から見たところ。

その南側祠堂の内部です。

祠堂を西から見たところ。
左端の祠堂は､北側祠堂です。

当時は､このフレームの中に､
３基の祠堂があったはずと思います。
今は中央と南側の祠堂は崩れています。

南西から祠堂を見たところ。

南西から祠堂を見たところ。
祠堂の手前に遺構があります。

遺跡の南西端の遺構を東から見たところ。

西から遺跡を見たところ。